~会社説明会にアクセントを~

採用・就活
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ワタシ
ワタシ

今日は、会社説明会があってね。

TOMO
TOMO

そうか、そうか。

もうそんな時期か。

ワタシ
ワタシ

部下にある程度任せて、司会をさせてみたんだよね。

TOMO
TOMO

ほぅ。

どうやったんや?

ワタシ
ワタシ

うーん…。

TOMO
TOMO

…?

ワタシ
ワタシ

いや、至って普通。

学生はそこそこ集まったし、もしかしたら何人かはエントリーに繋がるかもしれない。

TOMO
TOMO

でも…?

って感じやなぁ。

ワタシ
ワタシ

うーん…。TOMOの影響なのか、何か物足りなさを感じてね。

もう少し工夫が出来そうだなぁ…って感じ。

TOMO
TOMO

そうなんか。

まぁお前も前に立つより、サポートに回る機会も年齢的に増えるかもしれんな。

ワタシ
ワタシ

そうだねぇ。

TOMO
TOMO

『副将』が強い集団は脅威やとも言うしな。

土方歳三然り、黒田官兵衛然りな。

ワタシ
ワタシ

今のTOMOがしてくれていることを、部下に対して僕がやるのか。

…出来るかな?

TOMO
TOMO

やらないと一生出来ないわ。

日々、お前も勉強や。

ワタシ
ワタシ

そうだねぇ。説明会自体は、悪くなかったんだよ。

まぁ内容は去年の焼き増しみたいな感じに、どうしてもなっちゃうんだけどさ。

TOMO
TOMO

まぁそうやろな。

そこに幾つかアクセントを加えて、自分なりの色をつけていけばえぇねん。

ワタシ
ワタシ

そうだね。

アクセント、幾つか教えてもらえる?

TOMO
TOMO

説明会は、先ずはとにかく座ってもらうことやろ。

黙って待ってても、ラピュタにおける「シータが空からは降って来る」様なことは無いからな。

ワタシ
ワタシ

呼び込みが大事ってこと?

TOMO
TOMO

それもあるし、学生が座りやすい施策を色々考えなきゃな。

年配のおじさん2人が腕組んで座ってても、学生は座りにくいやろ?

ワタシ
ワタシ

確かに…。でも説明会ってそんな感じのとこも多いよね。

社長と人事部長が出席して…みたいな。

TOMO
TOMO

まぁな。この辺の座ってもらう工夫は、部下と考えてみぃや。

で、座ってもらった後にやることが…?

ワタシ
ワタシ

会社説明だね。

TOMO
TOMO

…アホか。

連絡先の確保や。

ワタシ
ワタシ

え?早くない?

最後じゃないの?

TOMO
TOMO

何が早いんや?最後まで自社に関心を持って、座ってもらえると思うなよ。

ちゃんと説明会の仕組化して、連絡先を確保出来るようにするんや。

ワタシ
ワタシ

例えば?

TOMO
TOMO

開始前に「動画データが重くて今日の説明会では流せません。後ほどURLをお送りしますので、コチラのQRコードから弊社の公式アカウントを介して友達登録して頂けますか?」みたいな感じや。

手法はいくらでもある。これも部下と考えろぃ。

ワタシ
ワタシ

な、なるほど…。

僕もまだまだだなぁ…。

TOMO
TOMO

説明会においては、とにかく「入社してからのイメージ」を持たせることが重要になる。

人間の脳はな、現実と想像をそこまで区別出来んからな。

ワタシ
ワタシ

どういうこと?

TOMO
TOMO

学生時代に好きでもなかった人が「お前のこと好きらしいよ」って間接的に聞いて、意識して好きになってしまった…みたいなことないか?

ワタシ
ワタシ

…ないです。

TOMO
TOMO

そ、そうか。すまん。

ワタシ
ワタシ

…いや、いいんだけど。

TOMO
TOMO

ま、まぁそんな感じで説明会を通じて学生に意識させる中で、最も効果的なのが「もし自分が入社したらのイメージ」なんよ。

その余韻は後々まで響くんやで。

ワタシ
ワタシ

そうなんだ。

なるほどねぇ…。

TOMO
TOMO

そこに定期的に連絡が来てれば、都度お前の会社を思い出すことになる。

単純接触回数を増やすことも重要なポイントや。

ワタシ
ワタシ

ふむふむ。

単純接触回数と…。

TOMO
TOMO

さて、次は少しテクニカルな部分に触れよか。

説明会の時間は大体足りないことが多い。せやから適度に最後まで説明せずにえぇ所で終わるのも大事や。

ワタシ
ワタシ

ドラマとかと一緒ってことね。

TOMO
TOMO

そやな。まぁただ、次回を観てもらえない可能性も加味すると、その強弱はしっかりつけないとあかん。

『適度に』そして『自然に』次回以降に引っ張るんや。

ワタシ
ワタシ

その辺は、訓練が必要そうだね。

説明会の時間も学生の関心も会場によって違うし、注意しなきゃね。

TOMO
TOMO

他にも、自社の強みとして『パワーワード』を用意してもえぇかもしれん。

ワタシ
ワタシ

パワーワード?

何それ?

TOMO
TOMO

連想ゲームで出てきやすくすると言うかな…。

学生が気になるポイントを把握して、その言葉が出てきたら自分の会社を連想する…ってアクションを起こしてもらえれば最高やな。

ワタシ
ワタシ

例えば?

TOMO
TOMO

何でもえぇのよ。「残業0」でも「年間休日130日」でも「初任給30万円」でも。

学生が就活中に意識する言葉で、自社が提供出来る事が結びついてくれればそれでえぇ。

ワタシ
ワタシ

その辺りは、きっと市場調査が必要だね。

うちの会社が推しても、学生が日常的に思い出さないと意味ないもんね。

TOMO
TOMO

まぁその通りや。

そして最後は『イロイロとかける』ことやな。

ワタシ
ワタシ

イロイロとかける…?

TOMO
TOMO

「手間ひま、時間、お金、気に」なんでもえぇ。

説明会中に『自分の為にしてくれた』って良い記憶は結構残るんよ。手軽にできるおススメは1人が司会、1人がサポートや。

ワタシ
ワタシ

司会とサポート?

TOMO
TOMO

積極的に質問したり話に参加できてる学生はえぇけど、そうじゃない子もおるやろ?

2人で前におるんやなくて、1人は後ろから「大丈夫?」とか「話わかる?」みたいなささやきを、副担任的な位置ですることを勧めるで。

ワタシ
ワタシ

それはしてなかったな…。

部下のサポートで一杯だったなぁ。

TOMO
TOMO

それは部下のためにはなるけども、学生のためにはなってないやろ?

ワタシ
ワタシ

確かに。

これは改善できるかも。

TOMO
TOMO

とりあえず、先ずはこんなもんかの。

部下の子のことも考えたら、あんまりボリューム増やしてもアレやろ。

ワタシ
ワタシ

うん。とりあえず部下とも話して、色々考えてみるよ。

ありがとう。