

世の中「コスパ」とか「タイパ」みたいに、どんどん「効率的」かどうかが着目されているような気がするよ。
「残業が善」みたいな時代が、いつの間にか変わっていったよね。

そうかもな。
若い人は、特に「効率」を気にするよな。

「時間がない」って言っている人も、多いよね。
Youtubeとかの「倍速視聴」も、タイパ重視の結果なんだろうね。

確かに「自分の時間」を持つことは、ストレス管理の面からも大事やな。

でも、その「自分の時間」を確保するのも大変なんだよね…。

いわゆる「可処分時間」を、1日の中に2時間は確保したいわな。
裏を返せば「1日2時間自由な時間」があれば、人は幸せなんよ。

そうなの?
1日に2時間でいいんだ?

1日中楽しい…という必要は、ないのよ。
惰性ではなく、自分の好きなことが出来る「2~3時間」が大事なんやで。

でも、仕事や家庭があると…なかなか難しいよね。

自分で意識して、その時間を能動的に作らんといかんわな。
24時間は増やせんから、その中で「やらなくてもいいことを止める」って考えがめちゃくちゃ大事やで。

なるほどね。

まずは「時間を見える化」して、必要と不必要をしっかりと分ける必要があるわな。
そして不要な時間を、バッサリ削るんよ。

好き・嫌いで分ける…みたいな感じかな?

それでえぇんよ。
昔は好きだったけども、今はただ惰性でしているものも出てきたりするで。

スマホゲーム…自分も今は惰性でしているものもあるなぁ。

嫌いならバッサリいけるやろうけども、惰性でしているモノをストップすることも時間の節約に影響大やで。

でも、やりたくなくても「やらなきゃいけない」ってこともあるじゃない?

それはなるべく「代替」出来んかを、考えるべきやな。
「誰か」でもいいし、「何か」に変わってもらえんか考えるんや。

食事を作るのが苦手なら「外食」とか、洗濯を干す時間が苦痛なら「ドラム式洗濯機」とかそういうことかな?

そんな感じや。
まさに「お金で解決する」って考えやな。

「時間」と「お金」は、当然「時間」の方が価値があるわけだしね。
とにかく自分が「幸せ」って思えることに、時間やお金を投下するのが良いってことね。

そのためにも、しっかりと「自分が何をしていたら楽しいのか?」について知らんとあかんわな。
これは、人によって異なるからな。

…どういう風に探していくと、見つかりやすいのかな?

大まかには3つのカテゴリーが、あると思っているで。
「達成感」「ふれあい」「リラックス」やな。

それぞれのカテゴリーの幸せは、別々にあった方が良いのかな?

そうやな。
1つの感情だけだと「飽き」が来ることも、往々にあるからな。

「達成感」は…言葉の通りかな。
「目標達成」をすると、確かに気持ちがいいね。

筋トレや仕事、資格習得なんかが分かりやすいやろ。
これらは、わかりやすく達成できると幸せを感じやすいやろな。

そうだね。
惰性で日々を過ごすんじゃなくて、何か「目標」を具体的に持つことは大事かもね。

「ふれあい」は、いわゆる「他人とのコミュニケーション」になるわな。
家族、友人、同僚との関係性を楽しむ時間やな。

確かに家族との時間はとても楽しいけど、そればかりだと疲れちゃうかも…。
幸せの「カテゴリー」はいくつか必要そうだなぁ。

最後に「リラックス」は、まさに「自分の好きな時間」と言えるわな。
お風呂、散歩、読書にゲーム、音楽にドライブ…となんでもえぇわ。

それぞれのカテゴリーで、自分の幸せを感じる時間を持つことは大切そうだなぁ…。
僕も、しっかり整理しておかないと。

注意点としては、これらは「長期的な幸せ」と認識しておくことやな。

…どういうこと?

あくまで「一時的」な快楽ではない…って自覚せなあかんで?

まだ…よくわからないなぁ。

「それをやっている自分は客観的にみて好きなのか?」とか「終わった後に虚無感に襲われないか?」みたいな視点を、持つことが大事やな。
バカ騒ぎするのは確かに楽しいかもしれんが、ふと我に返ると「虚しさ」が残ったりするやろ?

…イメージが、出来ました。

自分が出来る限り「幸せ」と感じるには、1日2時間でえぇのよ。
その時間を先に確保して、残りの22時間をコントロールするイメージがえぇと思うわ。

なるほどね。
「先取り貯金」的な発想だ。

そうや。
まずは、しっかりと「何をしている自分が幸せか」をカテゴリーごとに整理することやな。

うん。わかったよ。
