~人は『自分』以外見ていない~

人間心理
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ワタシ
ワタシ

いやいや…また失敗だよ。

TOMO
TOMO

まぁ、仕事してたら失敗なんて付きものや。

そない気にすることでもないわ。

ワタシ
ワタシ

まぁそうなんだけどねえ…。

やっぱり『他人の評価』っていうのもあるし…気にしちゃうよね。

TOMO
TOMO

うーん…。

まぁ…そういうところも無きにしもやけどなぁ。

ワタシ
ワタシ

なんか…ちょっと歯切れ悪いね。

TOMO
TOMO

人間には『承認欲求』があるから仕方ない部分もあるけども…。

でも結局、『気にしてるのはお前だけ』なんやで。

ワタシ
ワタシ

うーんと…。

どういう意味?

TOMO
TOMO

自分で前髪を切った女子が、その前髪を気にしてる様なもんや。

ワタシ
ワタシ

…えぇ?

TOMO
TOMO

いたやん?

学生時代にどうせ失敗するのに自分で前髪切って…。で、学校来るなり「失敗しちゃった!」みたいなのをみんなに自分から言うやつ。

ワタシ
ワタシ

あぁ…懐かしい。

そんなのあったねぇ。

TOMO
TOMO

それとお前は一緒やねん。

ワタシ
ワタシ

…そうなの?

TOMO
TOMO

そうなんよ。

結局、自分のこと気にしてるのは『誰よりも自分』なんよ。

ワタシ
ワタシ

まぁ、それはあるのかもしれないけど…。

逆に『自分のこと嫌い』みたいな人もいるじゃん?

TOMO
TOMO

「好き」とか「嫌い」っていう感情の単位は置いといて…。

『自分のことばっかり考えてる』っていう点では一緒よな?

ワタシ
ワタシ

あぁ…そうか。

TOMO
TOMO

そもそも『承認欲求』っていうのは…。

『自分が自分である』っていうことを認めて欲しいって話やねん。

ワタシ
ワタシ

ふむふむ。

TOMO
TOMO

だから『承認欲求のベクトル』は、常に『自分が自分に向けている』だけなんよ。

ワタシ
ワタシ

「他人」はどうなの?

TOMO
TOMO

「他人」だって「自分のこと」ばっかり見て精一杯や。

ワタシ
ワタシ

あぁ…そうか。

TOMO
TOMO

だから「他人」のことなんて誰も覚えてないし、意識しないと忘れてまうねん。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

なるほど。

TOMO
TOMO

「髪切った」だの、「化粧を変えた」だの、「服装変えた」だのあるやんか?

あれは自分の『承認欲求』を満たすために、他人に話聞いてるだけなんよ。

根本には…そこを「否定されたくない」から、早めに先手を打っているちゅう感じやな。

ワタシ
ワタシ

確かに他人からしたら、全然違いが分からなかったりするよね…。

まぁどうでもいいというか…。

TOMO
TOMO

そうやで。

だからお前が最初に言った「失敗」なんて。正直なところ何日間かしたらみんな忘れてまう。

気にしてたってもったいないで。気にしてるのは「お前だけ」や。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

そうかぁ。

TOMO
TOMO

今日の話の裏から見ると…。

相手のことを『ちゃんと覚えておくだけ』で、相手の『承認欲求』が満たされるわな。

ワタシ
ワタシ

覚えておくだけ?

TOMO
TOMO

あぁ。

『自分が大切にされている』って感じるのは、『相手に覚えてもらっている』っていう認識があるときや。

ワタシ
ワタシ

そうなんだ。

TOMO
TOMO

面白い話が出来なくても別にええねん。

その代わりに「ちゃんと相手の言ったことを覚えている」っていうところに注力していけば、必然と『信頼感』っていうのは上がっていくんよ。

ワタシ
ワタシ

ずいぶんと良いこと聞いたな。

それだったら、僕にも実践出来そうだ。

TOMO
TOMO

実践したらえぇ。

なにせほとんどの人が出来てへんことやから。

ワタシ
ワタシ

そっか…。

TOMO
TOMO

まぁ頑張りぃ。