~「仕事が出来る」とはどういうことか?~

採用・就活
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ワタシ
ワタシ

面接をしている中で「私はこの仕事ができます」っていう説明をする人の話が、最近なんかしっくりこないことが増えてきた気がするんだよね。

TOMO
TOMO

…お前にも、ついにその時期が来たんやな。

ワタシ
ワタシ

え?

そういうのが、あるんだ。

TOMO
TOMO

ある程度キャリアを積んでくると「説明する側と聞いてる側のイメージのズレ」ってのが、どうしても出てくるもんや。

ワタシ
ワタシ

…一体、何が原因なんだろう。

TOMO
TOMO

それはな、スキルを「道具」やのに「目的」と勘違いしていることに原因があるんよ。

ワタシ
ワタシ

最初から難しいなぁ…。

正直、意味があんまり分からない。

TOMO
TOMO

大事なことはな、スキルはただの道具やってことやで。

裏を返せば「スキルがある」ってことが、「何かができる」ってこととイコールじゃないっていうのを理解しておかないといけないんや。

ワタシ
ワタシ

…ごめん、もうちょっと具体的に教えて。

TOMO
TOMO

たとえば「動画編集ができます」「簿記の資格があります」「パワーポイントで資料が作れます」っていうのは、そのスキルがあるってことやろ?

ワタシ
ワタシ

うん。

よく聞くし、言いがちな内容だよね。

TOMO
TOMO

たださっきも言ったけど、「スキルがある = 仕事ができる」ってことではないんよ。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

まだちょっとわかるような、わからないような…。

TOMO
TOMO

 面接って「その人がその仕事をちゃんとできるか」を見たい場面やろ?

なのに本人からの答えが「このスキルがあります」ばかりやと、目的と手段が結びついてない感じがして、なんか話が噛み合わんのよ。

ワタシ
ワタシ

なるほど…。

そうかもね。

TOMO
TOMO

そもそも「仕事」って、いろんなやり方や道筋があるやんか?

企業ごとに違うし、人によっても手段はバラバラやし。

ワタシ
ワタシ

確かに、僕も毎年採用の仕方は変えてるかも。

TOMO
TOMO

じゃあ、例えばやけど「YouTubeの登録者を1万人に増やせ」っていう仕事があったとするやん。

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

その部署にはいろんな人材がいて「サムネイルを作るのが得意な人」に「台本を作るのが得意な人」、「動画編集が得意な人」…って特化型の人たちがいるわけや。

ワタシ
ワタシ

なるほど。

SNSで発信する人とか、演者とかもかな?

TOMO
TOMO

でもそれぞれの人はスキルを持ってるだけで、仕事全体を完結させられるわけじゃないんよ。

例えばサムネイルを作れる人が「Youtubeの登録者1万人にできます!」って言ったら、なんか変やろ?

ワタシ
ワタシ

それは一要素には違いないけど、目標達成には足りてないよね。

TOMO
TOMO

せやろ? それが、面接で感じる違和感の正体なんよ。

目的に対して「手段」だけを語ってしまってる人が多いんよな。

ワタシ
ワタシ

そうか…。

そういう意味だったのか。

TOMO
TOMO

さっきも言ったけど、仕事の本質は「目的達成」や。

そのためには手段を選んで、組み合わせてやりきる必要があるわけなんよ。

ワタシ
ワタシ

うん。

さっきのYouTubeの話でも、登録者1万人は企業にとっては「採用広報の一環」っていう手段の一つにすぎないかもしれないもんね。

TOMO
TOMO

そうそう。

もっと言えば「サムネイルを作れます」とか「SNS発信できます」っていう話は、目的から見ればめっちゃ枝葉の話なんよ。

ワタシ
ワタシ

たしかに。

採用活動ができる人材が欲しいときに「サムネイル作れます」って言われても、そりゃ話かみ合わないわけだ。

TOMO
TOMO

せやろ?

つまり「目的に対して小さな手段しか用いたことがない人」は、面接で上手に説明ができないってことなんや。

ワタシ
ワタシ

あぁ…。

だから、「この仕事をやったことがあります」って書かれてても、聞いてみたら「あれ?」ってなるのか。

TOMO
TOMO

そういうことやな。

だからそもそも「〇〇ができる」という話には、仕事のピラミッド構造での視点が必要なんや。

ワタシ
ワタシ

ピラミッド構造?

TOMO
TOMO

企業側が求めてるのはピラミッドの上の方で動ける人材やのに、話してる内容が下のプレイヤーやとマッチングしないってことや。

ワタシ
ワタシ

なるほどね。

たとえば「採用活動ができる人」が欲しいのに、「サムネイル作れます」とか「SNS投稿できます」って言われたら、うん…確かに違うかも。

TOMO
TOMO

そのとおり。

大事なのは資格とかスキルを持ってることじゃなくて、「それを使って何を成し遂げたか」なんよな。

ワタシ
ワタシ

つまり「課題解決」の経験があるかってこと?

TOMO
TOMO

そうや。

課題に対して「どんな手段」を考えて「どんなチャレンジ」をして、そして「どうやって乗り越えたか」って話こそが「実際にその仕事をやったことがある」ってことなんよ。

ワタシ
ワタシ

なるほど…。

僕が相手の話を上手く聞けなかったのは、そのイメージがなかったからなんだな。

TOMO
TOMO

そうかもしれんな。

でもこれからは意識して、ピラミッドの上から話を聞いていくことが大事になると思うで。

ワタシ
ワタシ

つまり、一番大事なのはピラミッドの「上」なんだね。

TOMO
TOMO

そうやな。

本来「資格」っていうのは「目的」のために取るものであって、資格があるからといってその仕事ができるとは限らんのよな。

ワタシ
ワタシ

よくある話だと…「簿記の資格があっても決算処理ができない」みたいな。

TOMO
TOMO

そうそう。

だから大事なのは話のステージを揃えて、相手とのコミュニケーションのズレを減らすことやな。

ワタシ
ワタシ

なるほど。

これは…面接でかなり活きてきそうな気がする。

TOMO
TOMO

ま、そういうことや。