~『右脳』と『左脳』に訴える~

採用・就活
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ワタシ
ワタシ

なんかさ、最近の履歴書を見ててもいまいちピンとこないんだよね…。

TOMO
TOMO

なんや?どういう意味や?

ワタシ
ワタシ

なんかこう…感情に訴えかけてこないんだよね。

TOMO
TOMO

ほう、どれどれ…。

あぁ~なるほどなぁ…。

ワタシ
ワタシ

…何かわかるの?

TOMO
TOMO

これはな、履歴書が『左脳』にしか訴えかけて無いから、あんまりピンとこないねん。

ワタシ
ワタシ

左脳?

TOMO
TOMO

そうや。

『左脳』や。

ワタシ
ワタシ

左脳とか右脳って…

脳みその話?

TOMO
TOMO

…他に何があるんや?

そもそも、お前は『左脳』と『右脳』の働きの違いって…ざっくりとでも理解出来てるんか?

ワタシ
ワタシ

うーん…。

どうかな…?

TOMO
TOMO

ざっくり言うと…

『右脳』は『感情』『左脳』は『論理』を理解する働きをしとる。

ワタシ
ワタシ

そう…なんだね。

TOMO
TOMO

つまりは『脳みそは半分ずつしか理解出来ん』ってことになるわな。

ワタシ
ワタシ

半分ずつ?

TOMO
TOMO

そうや。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

もう少し詳しく教えてよ。

TOMO
TOMO

極端な話やけど…。

『論理だけ、もしくは感情だけを完璧に100%伝えたとしても、相手の脳みそ(左脳と右脳それぞれ)には50%しか届いてへん』っていうことや。

ワタシ
ワタシ

ちょっと難しいなぁ…。

TOMO
TOMO

言い方変えるとな…。

完璧な論理で無機質に伝えた情報は左脳で50点(満点)やし、論理がなくて全力の情熱を傾けた情報も右脳で50点(満点)』やねん

ワタシ
ワタシ

ふむふむ。

TOMO
TOMO

どんな場面でもえぇねんけど…。

たとえ論理がどんだけ完璧だった、もしくは感情が全力で込められた話、だとしてもそれだけだと実際は 100点中 50点 しか取れてへんねん。

ワタシ
ワタシ

50点かぁ…。

点数で改めて言われると、微妙かもね。

TOMO
TOMO

そうやなぁ…。

例えばある競合他社の営業マンが『感情』を伝えるのが苦手やとする。

取引先でのプレゼンがうまく出来なくて、結果的に 30点 しか伝えれへんかったとするで?

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

さらに言うと、そいつは『説明(論理)』もイマイチなんや。

商品説明は…まぁ「かろうじて分かる」っていう程度でこれも 30点 やとする。

結果としてこれは合計 60点 やんな?

ワタシ
ワタシ

…確かにそうだね。

TOMO
TOMO

点数だけで言うと…。

『完璧な論理の説明=50点』にも、『完璧な感情のアピール=50点』にも勝つっていうことが分かるよな?

ワタシ
ワタシ

なるほど…。

そういうことね。

TOMO
TOMO

最初の履歴書にはな『感情』が全然足りてへんねん。

ワタシ
ワタシ

だから「イマイチ」に感じちゃったのか…。

TOMO
TOMO

と言うよりも、履歴書を含め世の中の「説明」やら「資料」は大体『論理』にばっかりみんな注力し過ぎてんねん。

履歴書を見て「どう思ってもらいたいのか?」って意図が感じられないとまずいんよ。

「説明や文書の『論理』が完璧ならOK」じゃなくて、『感情の加点が足りない』っていう事実をみんなもっと気にせなあかんわな。

ワタシ
ワタシ

なるほどね…。

そういうことか…。

TOMO
TOMO

お前も資料を作るときには『正しく書く』っていうのはもちろん大切なんやけども…。

もう少し『感情』にスポットを当てて、資料を作る必要があるで。

そもそも論理は感情の一部、りんごと果物の関係やねんからな。

ワタシ
ワタシ

りんご?果物?

TOMO
TOMO

ほなな~。

ワタシ
ワタシ

ちょ、ちょっと!

~焚火を見ながら今日のまとめを~