~採用する側、される側②~

採用・就活
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ワタシ
ワタシ

前回の続きをしようか!

TOMO
TOMO

やる気に満ち溢れとんなぁ…。

ワタシ
ワタシ

いや、なんか気になっててね…。

TOMO
TOMO

そう言えば、前回出てきた「能力のある人」と「安い給料でも働く人」は除外すんで。

アホらしいからな。

ワタシ
ワタシ

あ、うん。そうだよね…。

となると「会社に馴染む人」「長く働いてくれる人」が対象になる訳ね。

TOMO
TOMO

そやな。

それで『素直で謙虚に学べる人』がベースになる訳や。これをどう説明するかやな。

ワタシ
ワタシ

会社に馴染むって言うのは、ある程度会社の文化に共感してくれる人だよね?

第一印象とか、経営理念何かも含めて。

TOMO
TOMO

うむ。会社の姿勢としてはしっかりとした理念をつくって、それが実態とブレないようにせなあかんな。

いくらHPの理念が立派でも、入社してギャップがあれば人は離れていくわな。

ワタシ
ワタシ

そうだね。

ウチの会社は、その辺は割と大丈夫かと思うよ。

TOMO
TOMO

帰属意識がそれなりにあれば、結果的に会社には貢献してくれる人材にはなり得るはずや。

かといって、完全に昔の軍隊みたいな「こうせなあかん!」みたいな感じは望まんでえぇがな。

ワタシ
ワタシ

自然に会社の文化に溶け込む…みたいなことでしょ?

TOMO
TOMO

そこから考えると、結局欲しいのは『普通の人』ってなりがちなんよな。

「尖って何かがある」というよりも、「丸みがあって万遍ない」というかな。

ワタシ
ワタシ

僕目線から見れば、そんなに会社は普通の人ばっかりじゃないかなぁ…。

いろんな個性も、見え隠れしてるよ。

TOMO
TOMO

そうかそうか。個性を何でも削ってしまうと、社員も居心地が悪いからな。

個性をある程度許容して、画一的ではない会社の方が人は集めやすいやろな。

ワタシ
ワタシ

あとは、個人個人がその文化に馴染むかだよね。

そればっかりは何とも言えないけど…。

TOMO
TOMO

せやな。

そこを完全にマッチングさせるのは至難やな…。

ワタシ
ワタシ

次は、長く働いてくれる人かぁ…。

会社に馴染めば、当然長く働いてくれそうだけど…。

TOMO
TOMO

んでも「やる気も向上心も無くて、会社にぶら下がる人」に長くいてもろても困るやろ?

自分から転職先なんて、きっと探さんで?

ワタシ
ワタシ

そうだねぇ…。

逆にいわゆるブラック企業で、ずっーと働いている人はなぜなんだろう?

TOMO
TOMO

正義感的なものやったり、感覚がマヒしてしまうのもあるやろうけど…。

そこから『逃げる』って選択肢が無いのかもしれんな。何かしらの理由をつけて、周囲に適応しようとしてしまうんや。

ワタシ
ワタシ

「逃げる」かぁ…。

あまりにも忙しいと、その辺を考える余裕もないのかもね。

TOMO
TOMO

忙しくて判断を先送りにした結果、身体がSOSを出さざるを得ない状況をお前の会社ではつくったらあかんで。

ワタシ
ワタシ

…うん。わかったよ。

TOMO
TOMO

まぁこの辺りをまとめていくと…。

会社の「文化」や「雰囲気」に馴染んで、長続きが出来そうな人材。

ワタシ
ワタシ

そして、その素養としては『自分自身や周囲に素直で、謙虚に学べる人』ってことだね。

うーん…。

TOMO
TOMO

ん?

ワタシ
ワタシ

難しいね…。

面接で、僕がある程度判断出来れば良いけど…。

TOMO
TOMO

そうやな…。

必要以上に面接で背伸びをせずに、自然体で「悪くないな」って感じられる人でえぇんちゃう?

ワタシ
ワタシ

そんな気がしてきたよ。

もちろん入社前に会社の雰囲気や社員の様子を発信して、しっかりと情報を共有してあげることもやっぱり大事になりそうだね。

TOMO
TOMO

学歴だとかに拘らず、感性を重視すべし…。

ってまとめで、役員は納得してくれんのかのぉ?

ワタシ
ワタシ

そこは…まぁ頑張るよ。

多分今のスペックよりも、入社してから様々なことを積み上げていけそうな人材を優先したいと思うからさ。そこを調整するのが僕の仕事だし。

TOMO
TOMO

まぁ、そうやな。

…やっぱり採用は難しいな。

ワタシ
ワタシ

うん。

でも、その分面白さもあるかなぁ。