

「目標」を設定して行動した方が、成長の速度が上がる…みたいな話ってありますよね?

そうだね。
闇雲に行動するんじゃなくて、行動の前にゴールをつくった方が良いとはよく言われているね。

改めて考えたんですが、その「目標」の設定の仕方はどうしたらいいんですかね?
例えば「目指しやすい」「達成しやすい」近場の目標の方が、効果的だったりしますかね?

そもそもゴールを設定すること自体が、何もしないより遥かに良いよね?
目標達成に必要な思考や行動を「選択」出来るから、目標達成が近づく感じだよね?

そうですね。

自分としてはイメージしやすい、つまりは「具体的かどうか?」に関してはあんまり重視はしていないかな。
むしろ漠然としていてもいいけど、自分の「外側」にゴールがある方が良いとは思っているよ。

私のイメージとは、真逆ですね。
「具体的に・近く」に対しての「漠然と・遠く」ですから。

メリットとデメリットはそれぞれあるとは思うけど、自分のイメージのメリットは「新しいモノが見えてくる」ってことにあるんだよね。
見えていないゴールに近づくうちに、自分の今の視野が広がる…それを「成長」と捉えているよ。

…なるほど。
私には、なかった視点です。

見えない正解が広がるメリットは「固定観念を壊す」ってことにあると思うんだ。
陸上競技で「○○秒は誰も超えられない」みたいな固定観念的な壁があったんだけど、1人の人が記録を破ったらいろんな人がその壁を乗り越えた事例もあるしね。

となると、現状を超える「成長」のためには「自分の外」に目標を置くのは理に適ってますね。
固定観念で成長が鈍化してしまうのは、もったいない感じです。

だから漠然としたゴールでもいいから、まずは自分の外側にゴール設定をすることが大事だと思うよ。
それから徐々に、その目標を具体化していくイメージだね。

「具体的に」と言うと、いわゆる「手段」とか「時間」みたいなものを厳選していく感じですよね?

そうだね。
仮に「お金持ち」なんて漠然としたイメージをしたら、手段として「株で一攫千金」とか「起業して経営者」とか「玉の輿に乗る」とかいろんな選択肢が、目の前に出てくるだろうけど…。

それを自分に合ったモノにしていくことや、いつまでに何を達成するかを決める感じですね。
確かに目標が離れていけばいくほど、今は想像できない選択肢が出てきそうな気がします。

さらに言うと「その目標を達成したとき」を、より具体的にすると良いと思うよ。
目標が遠すぎてしまうと、いつの間にか目標を負うことを止めてしまうかもしれないからね。

時間軸を逆に考えると「イマ」の選択や行動は、「ミライ」から見て「どういう意味があるの?」って質問に答えられないといけませんね。

すごくいい視点だね。
イマの選択と行動に「理由」を持たせることは、とても大事だと思うな。

「した方が良い」ことは、イメージ出来ました。
逆に「しない方が良い」ということは、何かありますか?

「~しなければいけない」という考えかなぁ…。
今までの話は「~したい」という話だったから、その逆はダメだよね。

その話で聞いたことがあるのは「~しなければいけない」視点では、行動が「他責」になることであるということですかね。
他責になると、どうしてもプロセスでの学びが減るそうです。

確かに「~したい」は自己責任だからね。
プロセスがすべてうまくいくわけなんてないし、挫折や失敗から学べないのは実にもったいない。

「目標」をなるべく自分の外に設計して、そこを徐々に具体化していく…。
言葉ではシンプルですけど、実現には時間も苦労も掛かりそうですね。

…確かに。
現実の「行動」を変えていくうちに、固定観念が変わっていく方が現実的かもなぁ。

…それも、アリなんですか?

そうだよ。
理想像としては、間違いなく「目標」が先なんだけどね。

言い方は良くないですけど「現状の周りを手当たり次第にやってみる」という行動も、現実的なんですかね。
考えるのが苦手な人でも、目に見えることは手を付けやすいでしょうし。

目標が定まっていると「時間」や「労力」を余計に使わないことは、確かにメリットだろうなぁ。
でもいろいろやってみることは、長い目で見ると活きてくることはあるとは思うんだけどね。

ひとまず仕組みと考え方は、理解出来ました。
私も想像も出来ない目標を外に置いてみれば、何か変わるのかなぁ…。

変わると思うよ。
変わった時の姿をきっと想像できないんだろうから、それも想定の外側の話なんだろうね。

なるほど!



