

若手社員の人に向けて、研修を企画することになったんですよね。
新入社員も含めて、本当に「若手」の人が対象なんですけど。

ほぅ。
どんなことをするつもりなんや?

いろいろ考えてみたんですが…。
やっぱり「マインド」について教えてあげることにしようかと思います。

どうしてや?

いろいろ私も学んできましたし、何か考えるきっかけになれば嬉しいと思いまして。
考えたことを、ちょっと聞いてもらえませんか?

あぁ。
えぇで。

一番大事なことは「感情」をコントロールすることだと思います。
感情に振り回されるのはとても疲れますので、極端に言えば「感情を切り離す」くらいでもいいのかなと。

なるほどな。
確かに「感情」はキチンと取り扱わんといかんし、考えない方が疲弊しないケースも多いわな。

「淡々とこなす」って仕事のスタイルでも、私は良いかなと思ってるんですよね。
まずは仕事のペースに慣れることが、優先順位が高いです。

面白いな。
人格を変えるというか「幽体離脱」みたいな感じやな。

慣れないうちは「仕組み化」に乗った方が、気持ち的に楽だと思うんですよね。
「規則正しい生活」とか「時間内に仕事を終わらせる」とかは、仕組み化によって達成できると思います。

早寝早起きはもちろんやし、自分の時間を確保することも大事やな。
将来が見えていると、その辺りの重要さもはっきりしそうや。

そういった意味では「先取り貯金」の習慣も、有効だと思っているんですよね。
「残ったお金を貯金する」って言うのは、実際なかなか難しいですし。

「お金」については、どういう説明にするんや?

貯金は「心の余裕」ってイメージを、持ってもらえるようにしたいです。
お金は「目的」ではもちろんないですが、安心のための「手段」という認識が自然かなと。

その辺りは、なかなか腹落ちさせるのが難しいところやと思うわ。
まぁ資本主義社会の中で「お金」に無頓着なのは致命的やから、どこかで勉強させい所やけどな。

今までのお話の中でも「時間」とか「お金」とかたくさん出てきましたし、やっぱり大切ですよね?
私なりに簡素化して、まとめてみたいと思っています。

なるほどな。

最後は「目標設定」と「ゴールからの逆算」の考え方を、何とか伝えたいです。
ちょっとむずかしいなぁ…とは思っているんですが。

そうやな。
この思考は、なかなか大変なところやで。

10代と20代では、この思考が結構違うと思うんですよね。

…どういうことや?

学生の時は「テスト」とか「受験」みたいに、具体的な「目標」が決まっていることが多かったんですよ。
それが社会人になると、自分の「将来像」みたいなぼんやりしたカタチになっている気がします。

確かに、そうやな。
「短期的」な目標が、途端に「長期的」になる感じやな。

はい。
「短距離走」と「マラソン」ぐらい、全然違うんですよね。

せやから、いきなり20代の若手に「具体的な目標を持て」というのはナンセンスかもな。
今まで、そんなことしたことなかったんやからな。

ですので、20代の目標は逆に「ぼんやり」でも良いかなと思います。
それが徐々に具体化していけば、それでいいんだよって伝え方ですね。

ふむふむ。
面白いな。

もちろん「具体化」していけば理想ですけど、いきなりはちょっと難しいかなと思っています。
…と、まぁこんな感じです。

えぇな。
中身をしっかり組み立ててるわ。

良かった。
ありがとうございます。

…ちなみに「具体化」させるなら、自分は「弔辞」の話をようするで?

「弔辞」ですか?

あんまり考えたくないかもしれんけども、自分が死んだ時に「弔辞」でどう読まれたいかを想像するんや。
「〇〇な人生だった」って言われるような、そんな想像をさす感じかのぉ。

なるほど…。
かなり、具体的ですね。

難しいかもやけど、そういうのが出来ると理想的やな。
まぁやっていくうちに、また修正していけばえぇわ。

そうですね。
まずは、いろいろやってみます!

1歩目を踏み出すことが、一番大事やで。
いろいろしていくうちに、また新しいことが思い浮かぶやろ。



