~早く読めて、忘れない、思考力が深まる「読書法」~

雑談
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読書をしていくにあたって、大切だと思っていることがあります。それは本の解釈には「正解がない」ということです。

そもそも書籍の作者によって、記載の内容(意見)は全く同じものはありません。それは「読者」によっても異なると、考えています。同じ本でも、読んだ人によって感想は違います。さらに言うと、本の「読み方」についても違うと思っています。

本を読むと、どうしても「全ての内容」について「網羅的に」理解したいという気持ちが強くなります。一方で、それが読書の難易度を上げているように感じます。

自分の読みたい部分を、自分の読んだ解釈で

という考えが、もっと読書を気軽に、自由にしてくれると思っています。

…前置きが長くなりましたが、今日ご紹介するのは「早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書法」になります。

主旨として「1冊の本を1枚の紙に要約する方法」という点が、挙げられます。

筆者の言いたいことを捉え、それを分かりやすく伝えるための方法が書かれています。内容のポイントとして感じるのは、受動的に本を読むのではなく、能動的に「問い」と「答え」を探しながら読むということになるかと思います。

本を読む前に「自分はなぜこの本を読むのか?」ですとか「この本から何を得ようとしているのか?」を、明確にしようということですね。このような意識で読書をしている人は、あまり多くないかと思います。

漠然と本を読むのではなく、目的意識をもって読書をすることで、読書後に得るものが変わっていくことになります。さらに言うと「紙1枚へアウトプット」をすることで、読書で得た知識の定着も叶うことになります。

この本で共感したものとして「筆者の言いたいことは繰り返される」と言う部分がありました。その点については、大いに賛成です。

「言い換え」「具体例」「対比」「因果関係の説明」といった手法を使いながら、何度も説明をしているポイントはがどの本にも見られます。「筆者はこれが言いたいんだなぁ~」と思いながら、本を読むことが私は多いです。

※筆者の主張が、必ずしも自分の知りたいことと一致するとは限りませんが。

自分は読んだ本にはブックマークをつけながら1度読み、2回目にそのブックマークを中心に読み返しています。重要だという所をマインドマップにまとめながら、考えの整理もしています。

本の読み方と活用方法には、様々な意見があるかと思います。その中でもコチラは比較的内容がシンプルにまとまっており、おススメしやすい本かと思います。