~面接では『成長』を見せられるかがカギ~

採用・就活
この記事は約4分で読めます。
ワタシ
ワタシ

新卒の学生を見る上で「重要視すべきポイント」っていくつかあるじゃない?

TOMO
TOMO

まぁな。

新卒を判断するには「こうした方がえぇ」みたいなところはあるわな。

ワタシ
ワタシ

まぁ、「学歴」だとか「成績」だとかっていうのもあるんだけどさ。

TOMO
TOMO

まぁあるにはあるけど、ポイントとしてはそこまで大したポイントやないな。

ワタシ
ワタシ

重きを置くとしたら、やっぱり…。

TOMO
TOMO

やっぱり?

ワタシ
ワタシ

…やっぱりなんなんだろう?

TOMO
TOMO

わからんのかい!

ワタシ
ワタシ

いや、何度か話題に出てきてる「伸びしろ」っぽいところかなぁ…とは思ってるんだけどさ。

TOMO
TOMO

そうやな。

『伸びしろ』は大事やな。

ワタシ
ワタシ

でも、どうやって「伸びしろがあるのか?」って感じればいいのかな?

っていうのはちょっと思うよ。

TOMO
TOMO

まぁ、確かに履歴書や面接なんかで「伸びしろ」をPRしてくる人材っていうのは、実際多くないからなぁ…。

ワタシ
ワタシ

「どういう風にアピールしてくる人材」に可能性を感じるかな?

TOMO
TOMO

そうやなぁ…。

『強み』とか『弱み』を適切に説明できる人間ちゃう?

ワタシ
ワタシ

適切に説明?

TOMO
TOMO

あぁ。

「強み」とか「弱み」って『点』で話す奴には、あんまり可能性を感じへんなぁ。

ワタシ
ワタシ

…点?

TOMO
TOMO

そうや。

説明は「点」やなくて、『線』ってことや。

ワタシ
ワタシ

…いまいちピンとこないなぁ。

TOMO
TOMO

『強み』って、みんな最初からあったわけじゃないやろ?

ワタシ
ワタシ

えっと…どういうこと?

TOMO
TOMO

例えば、お前の趣味である「料理」も最初から出来た訳やないやろ?

ワタシ
ワタシ

まぁ、そうだね。

TOMO
TOMO

最初は全然出来へんくても、いろんな工夫や努力をした結果で「今」があるわけやな?

ワタシ
ワタシ

確かに、確かに。

TOMO
TOMO

そうやって自分の『強み』を表現するには、『過去から今に至るまでの成長のプロセス』を見せるちゅうことを『線』で話す言うねん。

ワタシ
ワタシ

…なるほど。

TOMO
TOMO

それを現時点で「○○出来ます」みたいな「点」で話すと…。

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

結局、「それがどれくらいなのか」っていうのは、相手には分かりにくいもんやねん。

ワタシ
ワタシ

確かに…。

「昔はこうだったけど、今はこうです」みたいな話のほうが分かりやすいね。

TOMO
TOMO

そうや。

だから「強み」を話すときも、「弱み」を話すときも「自分が成長したんだよ」っていう『線』を伝えるイメージで書類を書いたり、面接で説明したり出来るとえぇな。

ワタシ
ワタシ

え?

「弱み」も一緒なの?

TOMO
TOMO

そうやで。

ワタシ
ワタシ

…なんか意外だね。

TOMO
TOMO

意外も何も、むしろそっちの方が大事やで?

…そうやな。例えば「普通の人」が数字でいう『0』やとして、「お前」が何か苦手なモノがあってそれが『ー3』やとするで。

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

ただ自分の弱みは『-3』ですっていう風に話すとどうなる?

普通の人の『0』と比べて『ー3』なんだなぁ…という認識しか出来へんよな?

ワタシ
ワタシ

…確かに。

TOMO
TOMO

でも、これが元々は『ー10』だったとするならばどうや?

そこから努力して『ー3』になったって成長のプロセスを見せれば…。

ワタシ
ワタシ

なるほど!

それだと『+7』の印象の方がむしろ強いかも。

TOMO
TOMO

そうやろ?

「強み」とか「弱み」を話す時に自分が今「+5」ですとか、「ー2」ですっていう「点」だけの話やなくて、『過去から成長してきて今の数値なんです』っていう風な見せ方をすればえぇねん。

ワタシ
ワタシ

なるほど、なるほど。

それは分かりやすいね。

TOMO
TOMO

まぁこういう風に伝えてくれる学生は全然多くないやろな。

これが出来れば、結構目立つと思うけどな。

ワタシ
ワタシ

そうだね。

自分もそんな話を聞くと、その学生を評価しやすいような気がするよ。

TOMO
TOMO

いい学生と、出会えるとえぇな。