

今日の話も、前回に引き続きやな。
先は、まだまだ長いで?

そう聞いてはいたけど、やっぱりちょっと大変だなぁ…。
今日は、主にどんな話?

「抽象化」と「具体化」を、それぞれ単独で見ていこうと思うんよ。
表裏一体である一方で、性格が異なる2つやからな。

まずは「抽象化」からかな?

抽象化は主に「具体的な事象から、本質を抽出する」からスタートするんよな。
そういう意味では「都合よく抜き取る」というイメージやな。

一言でシンプルに…みたいな感じだもんね。

ざっくりと一つにする観点から「塊をつくる」とか「共通点でくくる」ってイメージも、この場合は言えると思うで。
ポイントに着目して、とにかく大枠の集団にするんよ。

この場合だと「他の要素を捨てる」ってことも言えるから、完璧な抽象化ってムリってことだもんね。
80点くらいがゴールでも良いのかなぁ…。

そこが「具体化」を信じる人からすると、あんまり面白くないんよな。
抽象化する人のやり方やテーマによって、回答が変わってしまうことがな。

でも、それは性格上仕方ないよね。
ここが折り合わないと、なかなかうまくいかないよね。

答えが変わることがある分、本来は「抽象化の目的」を最初に擦り合わす必要があるんよ。
ちょっと難しいんだけどな。

ぼんやりしている分、ちょっと理解できない人が多いイメージがあるよね。
そこは性格上やむを得ないんだけどさ…。

さらに難しいところだと「自由度を上げる」とか「関係性で繋ぐ」というイメージも、実は大事なんよ。
この辺りをしっかりと使えるようになると、抽象化能力は高まるはずなんよなぁ。

理解できる人と、そうではない人がいるのはある意味納得だなぁ…。
でも何となくでもイメージを伝えるという意味では、この「抽象化」はやっぱり大事だね。

この二つの関係性は一言で言い切れるんやけど、まずはこの辺にしとこか。
次は「具体化」についてや。

やっぱり比較すると、こっちの方が分かりやすいかも。

まぁ性格が逆やからな。
「特異点を探す」とか「より詳細にする」ってイメージこそ、まさに「具体化」よな。

こっちは100点を目指すイメージになるから、明確な答えを好む人には合っているよね。

細かな違いを線引きするわけやから、学校教育の中でも選択問題的に絶対的な正解を見つけることと相違ないからな。
そういう育ち方をすれば、当然そうなるわな。

「数字」とか「固有名詞」になればなるほど、その話は具体的になるわけじゃない?
となると、そこが曖昧ならまだ話は煮詰まっていないってことだよね。

そういうことや。
世の中は、無意識に抽象で話す人が多いってことなんよ。

そこを意識できるかどうかも、結構大きな違いなんだね。
逃げ道が無くなるから、具体化を避けた発言は…まぁする人も多い気が。

抽象化と違って「自由度を下げる」行為やから、選択肢をどんどん絞っていくやり方やねん。
それの極みが、1つに絞るってことやからな。

並べてみると、ほんとに方向性が違う2つだね。
自由度を「上げる」に「下げる」なんて、まさに真逆だし。

これは、どちらが優位とかではないんよな。
どちらも使えるようになって、場面に応じて必要なスキルを発揮することが何より大切なんよ。

さっき「関係性は一言で言い切れる」って言ってたけど、どういうこと?

抽象は「目的」に置き換えられるし、具体は「手段」と置き換えられる。
関係性は「WHY(抽象化)」と「HOW(具体化)」によって繋がっているんよ。

WHYとHOWで繋がっている…?

目的に対しての手段は「それをどうやって実現するか(HOW)?」って視点になるし、手段に対しての目的は「なんでそれを実現するか(WHY)?」って質問の繰り返しだからな。
どちらが優位というわけではなくて、その関係性が妥当であるかが大事になるんよな。

なるほど。
ロジカルシンキングでも、確かこんなイメージだよね。

よく覚えているな。
せやから、優位性なんてないんよ。

でも一般論として「具体」の方が優位に見えてしまうけど、それはあくまでも論理の性格上「抽象」の理解者が少ないことが原因と…。
多数決になりやすいから、どうしても立場上弱くなってしまうね。

そういうことなんよ。
両者を理解して、関係性に応じて使い分けないとあかんねん。

大事なのは個別に「抽象」と「具体」かどうかよりも、その「関係性」ということはしっかり頭に入れておかないとな…。

次回はこの2つの「関係性」に、もう少しスポットを当てていこうと思うわ。
どっちが大事という話ではなくて、どっちも大事やということがもっと伝わるとえぇな。

わかったよ。



