~『怒り』とは『勝手に期待した』からである~

メンタル
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TOMO
TOMO

…お前って会社でよう怒られるか?

ワタシ
ワタシ

うーん…どうかな?

あんまり怒られないかもしれないな。

TOMO
TOMO

そうか、そうか。

ワタシ
ワタシ

やっぱり怒られないと…よくないのかな?

TOMO
TOMO

…どういう意味や?

ワタシ
ワタシ

怒られるの反対って無関心でしょ?

無関心だと…上司に期待されていない気がして。

TOMO
TOMO

…お前にしてはずいぶんとまともなことを言うのぉ。

ワタシ
ワタシ

本当?

ありがとう。

TOMO
TOMO

お前の言う通りや。

『怒り』とは『期待』したから起こることなんよ。

ワタシ
ワタシ

うん。

それはなんとなくわかるよ。

TOMO
TOMO

もう少し細かく言うと…。

期待値との『差』が大きければ、大きいほど怒りになるわな。

ワタシ
ワタシ

そうなんだね。

TOMO
TOMO

例を挙げていけば、なんぼでも出てくるで。

ワタシ
ワタシ

例えばどんなの?

TOMO
TOMO

泣いている子供に『怒り』を覚えるのは…。

「静かにしてくれるだろう」という『期待』との差が原因やな。

ワタシ
ワタシ

ふむふむ。

TOMO
TOMO

だらしない彼氏に『怒り』を覚えるのは、しっかりしてくれるだろうという『期待』があるからやし…。

部下に叱責をするのは、やっぱり『期待』があるからやろうな。

ワタシ
ワタシ

そうかぁ。

やっぱり「怒られる」ってことは「期待されてる」ってことなんだ。

TOMO
TOMO

『全てが』というわけではないがな。

ワタシ
ワタシ

そうなの?

TOMO
TOMO

期待値っていうのは『相手が勝手に持つもの』であって…。

それがすべて正しいというわけではないのよ。

ワタシ
ワタシ

どういうこと?

TOMO
TOMO

上司の期待値が勝手に高すぎて、部下にプレッシャーになることもあるやろ?

ワタシ
ワタシ

あー確かに。

TOMO
TOMO

会社のルールにイライラするのは…。

「会社が自分を守ってくれる」と勝手に期待してるからなんてこともあるんちゃう?

ワタシ
ワタシ

まあ…そういうこともあるね。

TOMO
TOMO

…それって実際『勝手』よな?

ワタシ
ワタシ

確かに勝手と言えば、勝手だね。

TOMO
TOMO

だからこの『期待』とか『怒り』をコントロールすることは、結構大事なことなんよ。

ワタシ
ワタシ

コントロール?

TOMO
TOMO

そうや。

ワタシ
ワタシ

それって…どうやってやるの?

TOMO
TOMO

一言で言うと…。

『現実を正しく見る』ってことになると思うで。

ワタシ
ワタシ

正しく見る?

TOMO
TOMO

「期待値で勝手に上振れしないか」って視点で、冷静に物事を見るっていう感覚やな。

ワタシ
ワタシ

ふぅーん。

TOMO
TOMO

そもそも「期待は本当に勝手なこと」が多いからその逆でえぇ。

「色んなことが当たり前じゃない」って思うイメージでえぇ。

それでだいたい調整がつくで。

ワタシ
ワタシ

そうなんだ。

TOMO
TOMO

海外旅行でも行くと、よくわかるって言うけどな。

ワタシ
ワタシ

海外旅行?

TOMO
TOMO

そうや。

水道水が飲めるとか、屋根があって寝れるとかごくごく当たり前の事に気づかされる…そんな感覚やな。

ワタシ
ワタシ

確かに日本だと当たり前だね。

TOMO
TOMO

当たり前のことを当たり前じゃなくて『感謝』することができる。

そうすると『期待値はコントロール』できるように、自然になっていくと思うけどな。

ワタシ
ワタシ

そうなれたら…。

上司や部下や会社のルールなんかに、いちいち『怒り』を覚えないかもね。

TOMO
TOMO

そやな。

「勝手に期待して勝手に怒ってる」みたいなことしないで、しっかりと『感謝』が出来る様になるかもな。

ワタシ
ワタシ

なるほどね。

わかったよ。