~営業に必要な『3つ』のスキル~

組織・ビジネス
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ワタシ
ワタシ

それで『営業の基本的なスキル』って何なの?

TOMO
TOMO

まぁそう焦るなって。

お前も昔は営業してたんやろ?

ワタシ
ワタシ

いやいや、そうだけどさ。

TOMO
TOMO

営業のスキルの基本は「様々な場面で応用ができるスキル」やね。

ワタシ
ワタシ

それは…前もなんとなく聞いてるよ。

TOMO
TOMO

あぁ。

せやから、しっかりと覚えて欲しいとこやねんけど。

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

インパクトよく漢字でいくと…。

『独創性』『再現性』『共感性』やな。

ワタシ
ワタシ

…その3つが大事なの?

TOMO
TOMO

あぁ、そうや。

この3つをバランス良く使えるかどうかというところが、営業として仕事が出来るかってのに繋がってくるねん。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

そうなんだ。

TOMO
TOMO

1つずつ説明するで?

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

まず『独創性』ってのは「相手が想像していなかったイメージやアイディアを伝える力」っていう風にこの場合捉えてくれ。

ワタシ
ワタシ

あー、なるほど。

すごい大切そうだね。

TOMO
TOMO

…そう思うか?

ワタシ
ワタシ

そりゃ相手からすると「スーパー営業マン」っていう感じじゃない?

自分のイメージだとこの『独創性』が飛び抜けている人は、どんどん売上を伸ばすみたいな感じのイメージを持つけど?

TOMO
TOMO

まぁ、正直それが間違ってんねんけどな。

ワタシ
ワタシ

え?そうなの?

TOMO
TOMO

詳しくはそこまで話さんけども…。

この『独創性』っていうのは、「ちょっとだけ持ってればえぇ」ってのが基本的な営業のスタイルやと思うとる。

ワタシ
ワタシ

…ちょっとでいいんだ?

TOMO
TOMO

そうや。

「相手の少し先」を読めるくらいで全然えぇねん。

ワタシ
ワタシ

少し先…かぁ。

TOMO
TOMO

「あまりにも突拍子もないアイディアや提案」っていうのは、「相手が受け入れるかどうか」っていうところからいくとなかなか難しいところがあるやろ?

例えばスマホの便利さを30年前に説いても、あまり浸透しないやろ?

ワタシ
ワタシ

あー、なるほど。

TOMO
TOMO

せやから「相手の想像の範疇を少しだけ超える」ぐらいの提案が出来るかどうかってきるいうところが、スキルの1つ目として必要なわけよ。

ワタシ
ワタシ

それは「他社だとか他人だとかと同じ様な提案じゃ響かない」ってことね。

TOMO
TOMO

そうや。

著しくイメージ外のことを言われると人って引いてしまうから、相手の範疇をちょっとだけ超えるって感覚で構わんねん。

ワタシ
ワタシ

そっか。

なるほどね。

TOMO
TOMO

次に話すのが『再現性』や。

ワタシ
ワタシ

それってどういうこと?

TOMO
TOMO

偶然の実績ではなくて、実績の「方法」や「手段」が他の所でも応用出来るかどうかって所が大事ってことよ。

ワタシ
ワタシ

…それは例えば「単年だけ物凄い実績が良い」よりかは、「毎年コンスタントに実績を出す」方が大事みたいな感じ?

TOMO
TOMO

まぁ、先ずはそんなイメージでえぇと思うで。

「偶然性に頼った営業」っていうのは一つの実績から何かを学ぶことも出来へんし、そこを応用することも出来ん。

ワタシ
ワタシ

…確かに。

TOMO
TOMO

だから自分のやった事にしっかりとした説明がついて、他の所でも応用できるかどうかっていうのは、結構大切なスキルやね。

ワタシ
ワタシ

なるほどね。

ただの実績っていう数字だけじゃなくて、そこに至るまでのプロセスも相当大事ってことね。

TOMO
TOMO

最後に一番大事なスキルは『共感性』やね。

ワタシ
ワタシ

『共感性』が一番大事なの?

TOMO
TOMO

実際そうやな。

結局「営業」っていう仕事は前も言ったけども、「相手との調整」がメインになるわけやから「相手のことが理解出来るかどうか」っていうのはすごく大切なことやねん。

ワタシ
ワタシ

…なるほど。

TOMO
TOMO

せやから「相手が何をしているのか?」「その優先順位はどうなのか?」「今この情報は必要なのか?」みたいな所を、ちゃんと察知する能力ってのはどうしても必要になってくるわ。

ワタシ
ワタシ

うーん、なるほどね。

こうやって聞いていると意外と「「独創性』よりかは『共感性』の方が大事なんだなぁ」って感じを受けているよ。

TOMO
TOMO

まぁ世の中にそんなに『独創性』が強い人間っていうのは多くないしな。

営業のほとんどは『共感性』でうまくやっていけるかどうかってのが決まると思うで。

ワタシ
ワタシ

そうかぁ…。

「特別なこと」をしてるんじゃなくて、「当たり前のことをする」っていうのが大事そうだね。

TOMO
TOMO

まぁ、そういうことやな。

だから、結局営業のスキルっていうのは「どんな仕事をしていても生きる」し、「日常的な人間関係を築く」っていう所にもすごく大切なことやねん。

ワタシ
ワタシ

うん、うん。

TOMO
TOMO

「営業」って言葉が毛嫌いされるっていう所はあるみたいだけれども…。

少なくともこの『独創性』『再現性』『共感性』っていうところを、しっかりと自分の中で身につけていけば、簡単に仕事で困ることはないと思うねんけどな。

ワタシ
ワタシ

うん。なんか自分もそんな気がする。

今やっている「採用」や「人事」の仕事でもすごく大切そうなことだし。

TOMO
TOMO

まぁ、そうやな。

ワタシ
ワタシ

最初に言ってたけれども、この3つの力っていうのはいろんなところに活きるんでしょ?

TOMO
TOMO

そうやな。本当にいろんな見方が出来るから、覚えておいて損はないわ。

きっとまた出てくるで。

ワタシ
ワタシ

うん、わかった。

頭の片隅じゃなくて、しっかり中心に入れておくよ。