~批判とは『カウンター』に近い~

メンタル
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ワタシ
ワタシ

自分より年下の世代を交えて会議とかをするとさぁ。

TOMO
TOMO

あぁ。

ワタシ
ワタシ

あんまり「発言」って出てこないんだよね。

TOMO
TOMO

そうなんや。

ワタシ
ワタシ

で、会議終わりに若手に色々と聞いてみるんだけどさ。

TOMO
TOMO

うむ。

ワタシ
ワタシ

みんな「考え的なモノ」は結構持ってるんだ。

TOMO
TOMO

ふむふむ。

ワタシ
ワタシ

ただ、なんかこう「否定される」とか「批判される」のがみんなどうも苦手で…みたいな人が多いんだよね。

TOMO
TOMO

なるほどな。

ワタシ
ワタシ

自分も批判されるのは好きじゃないけど…。

なんかもう「仕事だから仕方ないかな」みたいに思って、結構喋ることも多いんだけどさ。

TOMO
TOMO

「批判からは『生きている限り』逃れられへん」からな。

ワタシ
ワタシ

やっぱりそう?

『批判』ってやむを得ないもんだもんね。

TOMO
TOMO

そうやで。

「批判」とは『存在』『行動』によってもたらされるものやからな。

ワタシ
ワタシ

『存在』『行動』

TOMO
TOMO

まず、第一に『批判』っていうものは『カウンター』に近いねん。

ワタシ
ワタシ

カウンター?

あの格闘技とかでよくある?

TOMO
TOMO

そうや。

『批判』っていうのはこちらが何か…まあ「社会に対する揺らぎ」みたいなモノをの起こすから、それに対しての『カウンター』ってことやね。

ワタシ
ワタシ

それは今回の会議でいうと「自分の発言」っていうものに対しての「誰かの発言」カウンター、つまりは『批判』っていうイメージでいいの?

TOMO
TOMO

まあ、そういうことや。

つまりはその若者の言う通りに行動を起こさん限りは、基本的には何も起きんわ

ワタシ
ワタシ

そうか。

じゃあ彼らは確かに「批判を避けるために必要なこと」をしているわけね。

TOMO
TOMO

でも、もう一つ大事なことがある。

そこに『存在』していることが、『批判の対象』になりうるってことや。

ワタシ
ワタシ

え?そうなの?

TOMO
TOMO

『存在』っていうのは、そもそも『誰かに認識されること』という意味や。

ワタシ
ワタシ

認識される…?

TOMO
TOMO

少し言葉悪いけども…。

この世の中には毎日多くの人が生まれて、多くの人が死んでいる。

ワタシ
ワタシ

そうだね。

TOMO
TOMO

当然、お前はその生き死には全て把握なんてしてないやろ?

ワタシ
ワタシ

…そりゃねぇ。

TOMO
TOMO

となると…。

「認識されていない人の生き死に」っていうのは、『存在してない』っていうのとほぼ同義やねん。

ワタシ
ワタシ

はぁ…。

なんかずいぶん哲学だね。

TOMO
TOMO

つまり『誰かに認識される』ということは、そこに『存在する』っていうことになる。

そしてその『存在』に対して何か言ってくる輩も絶対におんねん。

ワタシ
ワタシ

言い方が悪いけど…。

「あいつなんとなく〇〇」みたいなやつかな?

TOMO
TOMO

それに近いな。

だから『存在』『行動』という2つに対して批判が起こるっていう性質上、人は『批判』から避けられないねん。

ワタシ
ワタシ

確かにそうだね。

TOMO
TOMO

だから、そこを恐れていても自分は仕方ないと思ってるで。

批判が嫌なら「行動しないこと」以外にも、「存在しないこと」の二つを満たさなあかんからな。

ワタシ
ワタシ

…それは現実的には無理だね。

TOMO
TOMO

自分なりの道徳と信念を持って「存在」と「行動」して…。

そこに対して無意味な批判をされることを気にするよりも、『支持してくれる人』を大切にすべきだと自分は思うんやけどな。

ワタシ
ワタシ

うん。それには賛成だね。

TOMO
TOMO

むやみやたらと批判を恐れるんじゃなくて、正しく批判と向き合うことが大事やな。

若手にもそれが届くとえぇな。

ワタシ
ワタシ

そうだね。なんとか頑張って伝えてみるよ。