~モチベーションの種類と、特に有効な戦略とは?~

メンタル
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ワタシ
ワタシ

最近「やる気がない」って評価されてる若手が多くてさぁ…。

TOMO
TOMO

別に…えぇんとちゃう?

大事なのは「やる気」よりも「成果」やろ?

ワタシ
ワタシ

TOMOはそういう考えかもしれないけど、現実的にはさ…。

TOMO
TOMO

やる気はあるけど、仕事できない奴の方が困るやろ??

ワタシ
ワタシ

まぁ…。

そうだけどさぁ…。

TOMO
TOMO

まぁえぇわ。

それで、どしたんよ?

ワタシ
ワタシ

モチベーションアップの対策を検討することになったんだけど、素案がイマイチなんだよね。

報酬の明文化とか、資格手当の増設とか…。

TOMO
TOMO

まぁ…それではうまくいかんやろな。

効果が一時的過ぎて、かなり「継続性」に欠ける内容やな。

ワタシ
ワタシ

モチベーションのメカニズムと言うか、仕組み的なところを整理したいんだけど…。

TOMO
TOMO

そうやなぁ…。

大きく分けて、3つのカテゴリで考えたいところやな。

ワタシ
ワタシ

3つかぁ。

TOMO
TOMO

まずは、基礎となる『生存モチベーション』や。

ピラミッドの底辺を支える「生きる」ために必要なモチベーションやな。

ワタシ
ワタシ

「食べたい」とか「休みたい」とか…?

いわゆる「生理的」な欲求って感じかな?

TOMO
TOMO

そうやな。

でも、知りたいのはそういう話やないやろ?

ワタシ
ワタシ

そうだね。

「いかにやる気を持って働いてもらうか」みたいな話だからね。

TOMO
TOMO

その上位にあるのは『外発的モチベーション』になるわ。

さっきお前が言うていた内容は、どちらかと言うとこの部分に当たるわ。

ワタシ
ワタシ

報酬だったり手当…お金の話ってこと?

TOMO
TOMO

お金に限らんでもえぇけども、報酬やメリットを与えることでやる気を出すということやな。

これらのネガティブな点は、その報酬やメリットに「慣れてしまう」ということにあるんよな。

ワタシ
ワタシ

「慣れてしまう」ってことは、どんどん次の欲求が高まるってことかぁ…。

会社はどこまでも提供出来るわけではないし、少し頭打ち感があるなぁ。

TOMO
TOMO

一時的な報酬で釣ったとしても、そこに慣れてしまうと次はない。

結局『継続性』を考えると、効果的とは言えんのよな。

ワタシ
ワタシ

となると、その上のモチベーションを持たせることが大切になるのかぁ。

「外発的」の上位となると…「内発的」みたいになるのかな?

TOMO
TOMO

その通りやな。『内発的モチベーション』こそが、継続的に「やる気」を引き出すために必要な要素と言えるわ。

ワタシ
ワタシ

具体的には、どういうイメージなの?

TOMO
TOMO

「興味」「関心」が、全ての源泉にあると思うで。

「没頭」とか「夢中」みたいな領域にまで来てくれると、しばらくは高いモチベーションを持って動けるやろうな。

ワタシ
ワタシ

なるほどねぇ…。

ちなみに「没頭」と「夢中」って、意味が違うのかなぁ?

TOMO
TOMO

「没頭」は『自分の意志』で集中しとるイメージやな。

「夢中」は没頭よりも「感情」とか「興味」の影響が強くて引き込まれている感じ…かのぉ。

ワタシ
ワタシ

うーん…。

わかるようで、わからないかも。

TOMO
TOMO

まぁ…そこまで違いは無いのかもしれんわ。

ただ、会社として管理するのであれば「没頭」のサポートの方がしやすいと思うで?

ワタシ
ワタシ

そうなの?

TOMO
TOMO

行動の目標を明確にしたり適切なフィードバックをする…なんてことは、没頭に良い影響を与えるやろうな。

指示を出して何かにチャレンジさせるときも、本人のスキルとの乖離があり過ぎたら悪影響やろうし。

ワタシ
ワタシ

なるほど…。

適切な対策を打てば、社員に『没頭』させることは可能なのかもね。

TOMO
TOMO

そんなイメージやな。

結局、成果を出してもらうには『継続』が最も大事やろ?

ワタシ
ワタシ

「継続は力なり」とも言うしね。

TOMO
TOMO

せやから継続に寄与するように、コントロールしていく必要はあるやろうな。

その「やる気」を内面から引き出すようなコントロールこそが、お前の仕事なんちゃうか?

ワタシ
ワタシ

外発的ではなくて、内発的な動機付けをしていくってことね…。

やっぱり感じた違和感は、こういうことだったのかなぁ。

TOMO
TOMO

かもしれんのぉ。

少し対応策を、考え直してもえぇんちゃうかの?

ワタシ
ワタシ

そうだね。

よし、やってみるよ。