

「成果」と「過程」は…どっちが大事ですか?

…。

…おーい。

自分で考えたらええやん。
第一、おおよそ予想してから聞いとるんやろ?

まぁ、そうだけどさ。
人によって、考え方は違うじゃん?

まぁ、そうやな。

自分としては「過程」の評価を、大事にしたいところなんだけどね…。
でも、実際にはやっぱり「成果」を評価されることが多い気がするよ。

そっちの方が、公平感があるんちゃう?
成果出てる人が、成果出てない人より評価されたら納得感がないやろ?

それは、そうだね。
「成果」ありきで、そのあとに「過程」の評価の方が自然かな。

そもそも、成果を重視できていない人ほど「過程を見て欲しい」何て言いがちな気がすんねん。

そうかなぁ…。

自分自身を客観視して、目的から逆算して動くことが「成果」に繋がると思うねんけどな。

具体的には、どういうこと?

前に言うたやろ?
「人は弱みで愛される」ってな。

それは…覚えているよ。

目的を定めて努力することはもちろん、自分の弱みや足りない部分もしっかり把握せなあかん。

うん。

そしてその弱みも公表できるような、いわゆる「懐の深さ」が大切になってくるわな。

確かに「弱み」を見せられない人って、どうしても背伸びしている感が出るよね。

そういう人は、総じて「失敗」に過敏なことが多い。
せやから「挑戦」にも、及び腰なわけよな。

それだとなかなか「成果」には繋がらないし、何より「過程」の内容も成長しないね。

そこに「学び」がある限り、日々の「挑戦」も「失敗」も大事なんよ。
その足跡こそが「過程」や「成果」の基礎になるわけやからな。

実際、どうすればその考え方を変えられるかなぁ…。

頭で考えるよりも、実際に行動した方が早いんとちゃうか?
身体で感じた方が、身につくこともあるわ。

若い人が、嫌いそうなやり方だよね…。
自分としては、その方が良い場合もあるって分かってはいるんだけど…。

「行動を変えれば意識が変わる」って言うのが、自分は本筋やと思うで。
「意識を変えて行動する」って結構難しんどいのよな。

小さなことでもいいから、とりあえずやってみるってことが大事なのかもしれないね。

一方で逆説的かもしれんけど、ゴールを定めて動くことも大事になるわな。
それに走っている最中でも、自分の状況を細かく修正した方が結果的に効率がえぇ。

ゴールから逆算的な考えは、以前からよく聞いているから何となくわかるけど…。
修正は細かくした方がいいの?

とりあえず最後まで話を進めてしまうと、修正に時間が掛かるからのぉ。
結果的には、立ち止まりながら走る方が効率的だったりするんよな。

なるほどねぇ…。
実際に考えを整理して、しっかりと行動に繋げることが結局は大切かぁ。

そうやな。
行動を「習慣」にしてしまえば、それが一番や。

「成果を挙げるための習慣」ってわけね。

せやな。

例えば、どういうのが具体的にあるかな?

第一は「レスポンスが早い」やと思うで。
成果を出す人は、根本的に行動が速いからな。

それは、僕も最近意識しているよ。
自分が早く返答すれば、相手の返答も早いって実感もあるしね。

あとは…席にいないとかも、習慣にするのは面白いで。

席にいない?
それって、仕事していないんじゃない?

恐らく、会社内の「誰か」と話しているんやろうな。

それで…成果が出せるの?

小さな仕事を「早く」こなしたいなら、一人で頑張ったらえぇ。
でも、大きなことをやるには、誰かと協力した方が抜群に早いからな。

なるほどね。
それが分かっている人は、普段からあまり席にいないのかぁ。

自分一人で出来ることよりも、たくさんの人数で進めた方が仕事は早いわけやからな。

「席にいない」ことも、習慣の一つと言うことね。

まずはそんなところを意識していけば、いずれ成果に繋がる習慣になるやろ。
成果が出れば、人はそれを継続できるからな。

成果を挙げるためには「成果」が必要なのか…。
面白いけど、難しいなぁ。

まぁサクッとまとめると、こんな感じちゃうか?

単純そうだけど、奥が深いな。
自分の中に落とし込めるように、しっかりと復習をしていくよ。
