~職場環境は『動機』と『環境』で成り立つ①~

採用・就活
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TOMO
TOMO

最近の仕事のテーマは、どんなもんや?

ワタシ
ワタシ

うん…そうだねぇ。

うまく言えないんだけど…。

TOMO
TOMO

うまく言えない?

ワタシ
ワタシ

『社内環境を整える』みたいなテーマが、一応あるんだけどさぁ…。

TOMO
TOMO

ほぅ。

『社員満足度を高める』ために…ってことか。

ワタシ
ワタシ

そうだねぇ。

でも、実際どうやっていいかイマイチ見えてこなくてね。

TOMO
TOMO

社員満足度の向上は、『採用』に関して有利やから進んでいくとええな。

ただ、なかなか難しいところもあるかもな。

ワタシ
ワタシ

やっぱりそうだよね。

まずは抽象的にでもいいから、進むべき方向が見えていくといいんだけど…。

TOMO
TOMO

せやな。

大事なことは、先ずは仕組みを理解することやろな。

ワタシ
ワタシ

仕組みかぁ…。

TOMO
TOMO

そうや。社内環境には大きく分けて二つのベクトルがある。

それは『動機』と『環境』や。

ワタシ
ワタシ

動機と環境…。

TOMO
TOMO

そうや。

この二つは互いに補完しあっている形で、どちらかだけが優れていても効果が出んっていうことは言われとるで。

ワタシ
ワタシ

そうなんだ。

TOMO
TOMO

まず『動機』から教えるで。

ワタシ
ワタシ

うん。

TOMO
TOMO

『動機』っていうのは「達成」や「承認」、「責任」に「昇進」等の『仕事の満足度そのもの』に関わる要素や。

ワタシ
ワタシ

仕事の満足度かぁ。

TOMO
TOMO

ものすごい極端に言うと、昔ながらの考えやな。

感じられないから不満になるっていう訳ちゃうけども、感じられれば感じられるほど仕事を頑張るっていう傾向にあるわな。

ワタシ
ワタシ

うーんと…。

ひと言で言うと『やりがい』みたいな感じかなぁ。

TOMO
TOMO

まぁ、そうやな。

そういう風に言われたりもするわ。

ワタシ
ワタシ

なるほどね。

TOMO
TOMO

次に『環境』やな。

環境はいわゆる「休日」や「給料」、「経営者の考え」や「人間関係」といった要素になるな。

ワタシ
ワタシ

あ、そっちはイメージしやすいね。

TOMO
TOMO

さっきと比較すると、極端に言えば現代との考えとも言えるかの。

ただ、特徴が違うけどな。

ワタシ
ワタシ

特徴?

TOMO
TOMO

『動機』は「感じられないと不満」ではなく、「感じられれば、感じられるほど頑張る」って話したやろ?

ワタシ
ワタシ

そうだね。

さっきそう言ってたね。

TOMO
TOMO

『環境』は真逆で、感じられないと不満につながる可能性が非常に高い。

一方で十分に整備されていたとしても、ある一定の水準からそれほど効果を発揮しないっていう特徴もある。

ワタシ
ワタシ

特徴が、真逆なんだね。

TOMO
TOMO

そうや。

だから極端に言うと会社がめちゃくちゃ休みが増えたとしても、ある一定の水準から効果が弱くなる…みたいな印象を持っておいて欲しいのぉ。

ワタシ
ワタシ

なるほど。

TOMO
TOMO

こんな感じでそれぞれの特徴があるんやけど、さっきも言った通りこれらはお互いに補完しあっている形や。

どっちかが飛び抜けて良くても、あまり意味はないで。

ワタシ
ワタシ

なるほど…。

極端に言うと『動機』がめちゃくちゃあったとしても、逆に『環境』が整わない会社は良い会社とは言えないってことかぁ。

TOMO
TOMO

そうやな。

今の自分の会社は、どっちやと思う?

ワタシ
ワタシ

うーん…なんとも言えないかなぁ。

逆に言うと、そこのバランスを取って行くのが人事の仕事なのかもね。

TOMO
TOMO

そういうことや。

まずは現状把握としてこの『動機』と『環境』がどの水準にあるのか、言い方変えると「社員がどっちが足りてないのかと感じているのか」を確認することが必要やと思うで。

ワタシ
ワタシ

うん。

なるほど。

TOMO
TOMO

長くなるからとりあえず今日はここまでにしとくわ。

次は実態を受けてどういう風にしていかなあかんかを教えたる。まずは実情を把握して次に報告をして欲しいの。

ワタシ
ワタシ

わかった。

まずは現状把握に努めるよ。